病院治療・岩波英知自己正常化プログラム受講体験のブログ

更年期うつ病が治ったTOMOのブログ 更年期によるうつ状態の克服方法

更年期うつ病で苦しんでいる方へ。更年期障害やうつ病がごっちゃになって、どうすることができない袋小路にはまっていると思います。

まずはなぜ自分が更年期の時に、うつ病状態になっているのか知ることが大事です。自分が更年期うつ病になる原因がはっきり認知できた時、かなりホッとできるはずです。

なぜ苦しいのかわからない時ほど苦しいものはありませんし、逆にわかってくると同時に克服の道が開けていきます。

まず更年期はは女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少していきます。エストロゲンは女性の機能を正常に保ってくれる働きをしていますが、それが崩れることで心身ともに不調になっていきます。

このエストロゲンの減りは、更年期に至るまでの人生に溜め込んだストレス(抑圧量)によって大きく左右されます。悩んできた人やトラウマや抑圧をたくさん持っている人ほど崩れ方がひどいと思います。

そういう人ほど自律神経のバランスも崩れていますし、他にも脳内の神経伝達物質であるセロトニンも分泌がされにくくなっています。だからこそ憂鬱な状態が長期化して、うつ病にもなりやすくなっていきます。

エストロゲンに減少による身体の不調は、誰にとってもはじめてのため不安を感じやすくなっています。これまでと異質の状態にメンタルもやられやすくなっていきます。心の不調が身体の不調を招くし、その相乗効果で更年期障害がひどくなっていきます。まして相談できる人が身近にいない人ならば、不安は人の何倍にも募ります。

更年期障害の人が感情のコントロールができなくなるのもエストロゲンの減少です。それまでに心の余裕が少ない人やストレスがたくさんあった人ほど、感情の起伏が激しかったり、マイナスの感情に苛まれやすいようです(まさに私がそうでした)。

もともとのエストロゲンの減少という問題に加えて、ストレスが強い人ほど、更年期うつ病になりやすいのはしょうがありません。もしこれまでの半生で抑圧が半端ないなと思っていたり、幸せじゃない時期が長かったなと思われているのでしたら、更年期うつ病になってしまうのは不思議でも何でもありません。

さらに更年期の時期になりますと、子供の将来のことや、親の介護や病気や死にも頭を悩まされます。夫婦関係も若い頃のようには行かないし、人間関係も煩わしかったり、ロゴの心配もあります。つねにストレスや心配事に曝され続けるため、過去からも、現在からも、未来の不安からも心をやられやすいのです。

一気に問題が噴出して抱えきれなくなったり、理解者がいなくて一人で問題を解決しようともがく人ほど、更にエストロゲンは減少し、自律神経のバランスも乱れまくって、脳もストレスによりセロトニンが出にくくなり、なぜ苦しいのかの原因もわからないとなると、更年期うつ病になってしまうのはしょうがありません。

更年期うつ病の克服方法として私が一番良かったのが、心の底に積もりに積もっている抑圧を取り除いてやることでした。この抑圧は悪い感情を押し殺してきたエネルギーだったりストレスを我慢して抑え続けてきた悪いエネルギーのことです。このエネルギー自体が意識しなくても無意識で常に不安の種になり、それそのものがストレス源になっているのだから、いくら漢方治療やホルモン補充療法やヨーガをやっても取り除けません。抗不安剤や抗うつ剤に頼ることも避けなければなりません。中期的に服用し続けると、逆に体に反動が来てしまって、効果も出にくくなります。そして薬が増えたら幸せな生活は難しくなってしまいます。


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